これは、 MS-Visual BASIC ver6.0 で作成しました
はじめに
UNIX には Nessus というセキュリティ審査を行うツールがあります。(インストールの仕方)
検査プログラムは、拡張子 nasl という独自スクリプトで、/usr/local/lib/nessus/plugins に格納されています
検査プログラム内に、検査内容が記述されています。
Nessus プログラム本体は、この内容を元に検査リストを表示していると思います。(推測)
検査リストをタブ区切りで出力するプログラムです。
あとは、Excel なり....
仕様
- ディレクトリを指定してください。その直下の拡張子 nasl であるファイルを対象とします。
- 出力順は、
ファイル名、NessusPluginID、検査グループ名、検査名称、検査内容
の順でタブ区切り(TSV)で出力します。
- 出力結果は、英語です。(Nessus は、フランス語???用のディスクリプションもあるらしい....)
- NessusPluginID としては、
script_id(引数) 関数の引数を取得しています。
- 検査グループ名としては、
family["english"]=代入文
式の代入文を取得しています。
それがない場合、script_family(引数) 関数の引数を取得し、その中の english 部だけ抽出しています。
- 検査名称としては、
name["english"]=代入文
式の代入文を取得しています。
それがない場合、script_name(引数) 関数の引数を取得し、その中の english 部だけ抽出しています。
- 検査内容としては、
desc["english"]=代入文
式の代入文を取得しています。
それがない場合、script_description(引数) 関数の引数を取得し、その中の english 部だけ抽出しています。
- 検査内容に含まれる改行コードは、(ret)へ、タブは、(TAB)に置換されています。
動作環境
プログラムの作成は、Nessus 1.0.4 の /usr/local/lib/nessus/pligins 以下を Widnows へコピーして、それらを入力ファイルとして、MS-VisualBasic6.0 で作成しました。
MS-Visual BASIC ver6.0 で作成したので、
32bit Windows なら、動くでしょう。
ランタイムなどは、はずしてありますので、
Vector の"ユーティリティ" - "ランタイムパッケージなど" にある、"VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】"をインストールしておいてください。
このプログラムに必要なファイル
(ディストリビューションウィザードより)
ファイル名
|
含まれているパッケージ
|
CmDlgJp.DLL |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
ComDlg32.OCX |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
GAPI32.DLL |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
MSCmcJp.DLL |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
MSComCtl.OCX |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
RchTxJp.DLL |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
RichEd32.DLL |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
RichTx32.OCX |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
VB6JP.DLL |
VB6ランタイム集【みやシリーズ起動用】 |
インストール方法・利用方法
まず、ランタイムをセットアップします。
(すでに、VB6 がインストールされているとか、上記のファイルは全てある、というのなら必要ないと思います。)
NessusList104.lzh をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍しします。
(LHAは、吉崎栄泰氏が、著作権を所有)
setup.exe を、実行します。
あとは、画面の指示に従ってください。
「スタートメニュー」-「プログラム」-「Network」に
"Get NessusList104" というアイコンができます。
ちなみに
source フォルダには、ソースが入っています。
(VisualBASIC 6.0 プロジェクト形式です)
使用方法
- Nessus1.0.4 の入っている UNIX マシンの /usr/local/lib/nessus/plugins フォルダを Windows へコピーします。
(コピーの方法はいろいろ{ftp,SAMBA,NFS...}とあるでしょう。)
- 後は、本プログラムを起動して、そのディレクトリを指定してやるだけです。
- 結果をクリップボードや、ファイルに移して、後は、報告書なりに利用してください。
削除方法
"コントロールパネル" - "アプリケーションの追加と削除" にて、"Get NessusList (for Nessus1.0.4)" を選択すれば削除されます。
免責など
著作権は放棄しませんが、
このソフトを使用したことによって生じた、
いかなる損害についても責任は持ちません。
このソフトを使用したいかなる不正使用に関する責任は、
すべて、本プログラムの利用者に属します。
ソースコードについても、各自の責任において、
自由にいじってくれてもいいです。
Version 1.0.0.9DownLoad(NessusList104.lzh as 278,034byte) (NessusList104.lzh.base64)
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